クエリデザイナーの使い方

Published: 2025-05-23

多くのアナリスト、テスター、プロジェクトマネージャー、パワーユーザーにとって、SQL データベースを扱ううえでいちばん難しい部分は……SQL そのものです。

DbGate のクエリデザイナーを使えば、テーブルをキャンバスにドラッグし、表示したい列を選び、シンプルなドロップダウンでフィルターを定義するだけで、コードを 1 行も書かずに強力なクエリを作成できます。

主な利点

  • SQL の学習コストゼロ – テーブルや結合を視覚的に操作できます。
  • 高速な結果 – デザイナーは最終的にデータベースで実行される本物の SQL 文を生成するため、ネイティブな速度を維持できます。
  • 安全な探索 – ツールはデフォルトで読み取り専用なので、誤ってデータを更新してしまう心配がありません。
  • 再利用可能 – どのデザイナーページも保存済みクエリとして保存でき、後から再実行したり同僚と共有したりできます。さらに、今後リリース予定の 6.5 では、デザイナークエリを DbGate Cloud に保存することも可能になります。
DbGate - query designer

チュートリアル

このチュートリアルでは、DbGate でデータを選択するためにクエリデザイナーを使う手順をステップごとに説明します。

ステップ 1 - データベースに接続する

  • DbGate を開き、メインメニューで File/New connection をクリックします。
  • データベースエンジンを選択し、接続パラメータを入力します。
  • Connect をクリックします。新しい接続が Connections の下に表示されます。

ステップ 2 - クエリデザイナーを開く

  • 任意のデータベースを右クリックして「Design query」を選択するか、
  • 任意のテーブルを右クリックして「Design query」を選択します – そのテーブルを読み込んだ状態でクエリデザイナーが開きます。

ステップ 3 - テーブルと結合を追加する

  • テーブルをクエリデザイナーのキャンバスにドラッグ&ドロップします。
  • 結合を作成する列をドラッグ&ドロップします。

ステップ 4 - 表示する列を選択する

  • Columns グリッド(下部パネル)には、追加したテーブルのすべての列が一覧表示されます。
  • 結果セットに含めたい列の「Output」列のチェックボックスをオンにします。
  • 必要に応じて Alias 列で列名を変更できます。可読性の向上に役立ちます。

ステップ 5 - 行をフィルターおよびソートする

  • DbGate の強力なフィルタリングオプションを使って、列に対するフィルターを定義します。
  • 「Add OR condition」ボタンを使って条件を追加します。
  • 「Sort order」フィールドで、ソートに使用する列を指定します。
  • 合計が必要な場合は、「Aggregate」ドロップダウンから COUNT、SUM、AVG などを選択します。

ステップ 6 - クエリをプレビューして実行する

  • 「Execute」ボタンを使うか、Ctrl + Enter を押して実行します。
  • デザイナーには結果グリッドが表示されます。ページング、コピー、クイックフィルターなど、通常のデータエディタと同様に操作できます。

舞台裏では、DbGate がすでに完全な SQL 文を生成しています。コードを確認したい場合は「SQL」タブを選択してください。学習にも最適です。

ステップ 7 - クエリ結果をエクスポートする

  • Export を選択し、CSV、Excel (.xlsx)、JSON、または NDJSON を選びます。
  • 確認して保存先を指定すると、DbGate がファイルを書き出します。レポートや BI ツールですぐに利用できます。

次のステップ

  • SQL テーブルと MongoDB コレクションを視覚的に組み合わせるために、Perspectives を試してみてください。
  • クエリエディタの AI Assistant を使って、自然言語の説明からクエリを生成してみましょう。

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